◆第三章◆HTMLタグの種類[基本]

この第三章に取り上げられているタグを覚えると入力補助機能付きテキストエディタ(第四章で紹介してます)を使うことが出来るでしょう。 覚えると言っても、タグの属性やスペルを完璧に覚えなくても大丈夫です。必要なタグは、書いているうちに自然と身についてきます。
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1:基本テクニック

2:リンク

3:画像

4:リスト

5:テーブル(表)

6:ページの全体設定


HTML文書の特徴と注意点
基本的な文章構成タグ

表の「こう書くと」は、スペースの都合上、改行してありますが実際に書くときはタグを改行しないで書いて下さい。 (詳しくはこちらを参考)


基本的なフォントタグ

文字列の表示位置設定属性   タグには共通の属性、固有の属性がありますので、タグ辞書などで
   調べてから指定しましょう。

区切り線

  • ページの内容が変わるときなどに区切り線を使って見やすくします。タグは、<Hr>で属性でいろいろな変化をつけます。
    説明属性こう書くとこうなる
    基本的な区切り線。なし<Hr>
    太さを変えます。Size<Hr Size="4">
    長さを変えます。Width<Hr Width="70%">
    配置位置を指定します。Align<Hr Width="60" Align="right">
    色を変えます。Color<Hr Color="#ff9999">
    平面的にします。Noshade<Hr Noshade Size="4">
  • Widthのサイズ指定は、単位を何も指定しないで書くか、%を使います。

    %は、多用しすぎると、どこのウィンドウに対して何%なのかが分かりにくくなってしまいますので注意しましょう。

    最新のブラウザでは、<Hr>のWidth属性の属性値は単位を指定しないで記述すると正しく表示されません。<Hr>のColor 属性もスタイルシートを使わないと色は変わりません。


ここまでのHTML文書サンプル
  • 実際HTML文書を書くときは、いろいろなタグを組み合わせる場合が多いです。
    そこで、注意したいのがタグの包囲関係です。(詳しくはこちらを参照)

  • 下記に、ここまでで紹介したタグを使ってHTML文書を書いてみます。
    HTML文書
    <Html>
     <Head>
      <Title>ブラウザタイトル</Title>
     </Head>
    <Body>
     <Div Align="center">
      <Font Size="4" Coloer="#ff3333"><B>なるほど!!</B></Font>
      <B>ホームページ作成</B>

        <Hr Width="80%" Size="4" Color="#00ff00">

      <P>
       <Font Size="4">ここは<Font Color="#ff0000">ホームページ作成</Font>について
       <Br>解り難い部分を解り易く紹介しています。</Font>
      </P>
       <Div Align="left">
        ・このサンプルを理解できれば、後は色々と応用できるはずです。<Br>
        ・ここのブラウザ表示は、<Body>〜</Body>の間に書かれている部分です。
       </Div>
     </Div> </Body>
    </Html>
    ブラウザ表示
    なるほど!!ホームページ作成

    ここはホームページ作成について
    解り難い部分を解り易く紹介しています。

    ・このサンプルを理解できれば、後は色々と応用できるはずです。
    ・ここのブラウザ表示は、<Body>〜</Body>の間に書かれている部分です。
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他サイトにリンクするには

<A>タグ(リンクを設置するタグ)のHref属性でリンクするサイトのURL(http://〜)を入力します。そして、タグで挟んだ文字列や画像にリンクの設定をつけます。
例えば、
こう書くと
  <A Href="http://abareusi.exblog.jp/">My Blogです</A>
こうなります
  My Blogです
このhttp://から始まるアドレス(URL)のことを絶対パスと呼びます。他サイトにリンクするには絶対パスを使います。

自サイト内へリンクするには

他サイトにリンクする方法と同じなのですが、URLの省略が可能になります。例えば、
[http://www.aaa.bbb/ccc/eee/index.html]にリンクは、www.aaa.bbbというサーバーのcccというフォルダの中のeeeというフォルダの 中のindex.htmlというファイルにリンクする、ということを表しています。自サイト内へのリンクだとフォルダとファイル名だけを使って URLを指定できます。
このことを相対パスと呼びます。絶対パスで指定することもできますが、大抵は自サイト内へのリンクは相対パスを使います。

相対パスでの指定方法は以下の通りです。

  • 同じフォルダにあるファイルにリンクする場合
    <A Href="ファイル名">となります。
  • 1つ下のフォルダにあるファイルにリンクする場合
    <A Href="フォルダ名/ファイル名">になります。
  • 2つ下のフォルダにあるファイルにリンクする場合
    <A Href="フォルダ名/フォルダ名/ファイル名">になります。と、ここまではURLの指定とあまり変わりはありません。 重要なのは次からです。
  • 1つ上のフォルダにあるファイルにリンクする場合
    1つ上のフォルダを示す記号「../」を使います。<A Href="../ファイル名">になります。
  • 2つ上のフォルダにあるファイルにリンクする場合
    <A Href="../../ファイル名">になります。

自サイト内の同じページの特定の場所へ移動(リンク)するには

<A>のName属性を使ってリンクしたい場所の文字列をタグで挟み属性値にその場所の名前をつけます。 そして、<A>のHref属性で属性値に、Name属性で指定した属性値に「#」を先頭につけて入力します。すると、指定した文字列の場所へと移動します。例えば、
<A Name="aaa">あいうえお</A>
と指定します。
<A Href="#aaa">かきくけこ</A>
とリンクを貼ります。
すると、「かきくけこ」をクリックしたら<A Name="aaa">あいうえお</A>で指定した文字列「あいうえお」へ移動します。

自サイト内の違うページの特定の場所へ移動(リンク)するには

上の例で言いますと、<A Href="#aaa">に相対パスでフォルダ名、ファイル名を指定します。例えば、
[同じフォルダの場合]<A Href="ファイル名#aaa">
[1つ下のフォルダの場合]<A Href="フォルダ名/ファイル名#aaa">
[1つ上のフォルダの場合]<A Href="../ファイル名/#aaa">
となります。

<A>タグの属性[基本]

説明属性こう書くとこうなる
他サイトへリンクします。Href<A Href="http://abareusi.exblog.jp/">My Blogです</A>My Blogです
自サイト内へリンクします。<A Href="index.html">トップページへ戻ります</A>トップページへ戻ります
アンカー。自サイト内の特定の場所へリンクさせるための名前をつけます。Name<A Name="3.1">1・基本テクニック</A>特定の場所の文字列に名前をつけたただけなので表示はされません。
アンカーで指定された場所へリンクします。Href<A Href="#3.1">このページの1・基本テクニックへ</A>1・基本テクニックへ
別フレームでリンクを開きます。Targetで属性値が、
_blank
<A Href="index.html" Target="_blank">トップページを別フレームで開きます。</A>トップページを別フレームで開きます。
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画像ファイルの種類

  • GIFファイル

    ファイルの拡張子は .gif です。256色しか扱うことができませんが、ファイルサイズが小さく、透過(背景透明)GIFやアニメーションGIFなど、ホームページに魅力的な機能がサポートされています。CompuServ(現在は AOL に吸収)という米国のパソコン通信会社が定めたフォーマットです。ただし、Unisys社による特許問題によって、GIF を扱えるフリーソフトが少ないのが難点です。

  • JPEGファイル

    ファイル拡張子は.jpgです。ウェブページに貼り付けられている写真画像などは、ほとんどがJPEG形式です。絵やアイコンなど色数の少ない画像は GIFファイル、写真やCGのように色数の多い画像は JPEGファイルが適しています。

  • BMPファイル

    ファイル拡張子は.bmpです。Windows 標準の画像フォーマットです。「ペイント」などで作成した画像も通常は BMPファイルとして保存されます。しかし、ファイルサイズが無駄に大きく、BMPファイルに対応していないブラウザも多くあることから、ウェブページではあまり使用されません。フリーソフトなどを使いGIFファイルに変換してから貼り付けるのが一般的です。「ペイント」でも変換が可能です。方法としては「名前を付けて保存」でファイルの種類を選ぶだけです。

  • PNG

    ファイル拡張子は.pngです。GIF画像でUnisysの特許問題があることから、GIFに代わるフォーマットして定められたのがPNG(ピング)です。HTML などの標準化を行っている W3C という団体が規定しました。Internet Explorer 4.0、Netscape Communicator 4.04 以降で対応しています。

画像を貼り付ける
  • 貼り付ける前に、画像を用意しなければならないのですが、アイコンや壁紙などの画像は素材屋さんで無料で配布しています(厳選リンク集に掲載してます)。 用意した画像は、homepageフォルダの中にimgという名前のフォルダを作りその中にまとめて入れておきましょう。

  • ページに画像を配置するには、<Img>タグを使いSrc属性で画像のファイルを相対パスで指定します。画像は、文字列と同じ扱いなので、例えば、
    こう書くと
    これはここのサイトの<Img Src="img/bana1.GIF" Width="88" Height="31">バナーになります。
    こうなる
    これはここのサイトのバナーになります。
    となります。
  • 画像のwidth (幅)や height(高さ) 属性は省略することも可能ですが、指定しておいた方が表示の体感速度が速くなりますので指定することをおすすめします。サイズが分らない場合は、下記のようにして調べることができます。
    • 画像ファイルをブラウザ(IE)にドラッグ&ドロップする。
    • ブラウザで画像をマウスの右クリックし、[プロパティ] を実行する。
    • プロパティダイアログの [大きさ] を読み取る。100 x 200 と表示される場合は、width=100 height=200 と指定します。

<Img>タグの属性[基本]

説明属性こう書くとこうなる
画像のURLを指定します。SRC<Img Src="img/bana1.GIF" Width="88" Height="31">
画像上にポインタが来ると説明文を表示します。Title<Img Src="img/bana1.GIF" Title=”こんなふうになります。" Width="88" Height="31">
画像が表示されない場合に変わりに文章が表示されます。Alt<Img Src="img/bana1.GIF" Alt="この画像はバナーです" Width="88" Height="31">この画像はバナーです
Titleは、画像の説明に。Altは、画像が表示されないときの「ここには、こういう画像があります」という使い方をしましょう。両方の 属性を指定すると、Title属性の説明が優先的に表示されます。

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箇条書きにすることをリストと呼びます。リストには以下の種類があります。

記号リストと番号リスト

  • <Ul>が記号リストです。
  • <Ol>が番号リストです。
  • <Li>がリスト項目の数です。
説明こう書くとこうなる
記号リスト[標準]まさに箇条書きです。
<Ul>
<Li>あいうえお
<Li>かきくけこ
<Li>さしすせそ
</Ul>
まさに箇条書きです。
  • あいうえお
  • かきくけこ
  • さしすせそ
番号付きリスト<Ol>
<Li>あいうえお
<Li>かきくけこ
<Li>さしすせそ
</Ol>
  1. あいうえお
  2. かきくけこ
  3. さしすせそ

記号リストの記号を変える

<Ul>Type属性の属性値で記号リストの記号を変えることができます。
属性値こう書くとこうなる
circle<Ul Type="circle">
<Li>あいうえお
</Ul>
  • あいうえお
square<Ul Type="square">
<Li>あいうえお
</Ul>
  • あいうえお

番号リストの番号を変える

<Ol>Type属性の属性値で番号リストの番号を変えることができます。
属性値こう書くとこうなる
I(半角ローマ字数字のいち)<Ol Type="I">
<Li>あいうえお
<Li>かきくけこ
</Ol>
  1. あいうえお
  2. かきくけこ
<Ol Type="A">
<Li>あいうえお
<Li>かきくけこ
</Ol>
  1. あいうえお
  2. かきくけこ
<Ol Type="a">
<Li>あいうえお
<Li>かきくけこ
</Ol>
  1. あいうえお
  2. かきくけこ

<Ol>Start属性の属性値で開始リスト番号が指定できます。
属性値こう書くとこうなる
開始番号数字を入れる
<Ol Start="6">
<Li>あいうえお
<Li>かきくけこ
</Ol>
  1. あいうえお
  2. かきくけこ

リストの</Li>は省略できますが<P>や<Font>などのタグをさらに書く場合は終了タグを書きましょう。そうしないとタグの包囲関係が崩れ うまく表示されない場合があります。リストに限らず終了タグが省略可能なタグは全て注意しましょう。

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  • テーブルは、表を作るときに使用します。ページ全体のレイアウトにも応用することができます。
  • まずは、基本的なテーブルです。
  • こう書くとこうなる
    <Table Border="1">
     <Tr>
      <Td>セル1</Td><Td>セル2</Td><Td>セル3</Td>
     </Tr>
     <Tr>
      <Td>セル4</Td><Td>セル5</Td><Td>セル6</Td>
     </Tr>
     <Tr>
      <Td>セル7</Td><Td>セル8</Td><Td>セル9</Td>
     </Tr>
    </Table>
    セル1セル2セル3
    セル4セル5セル6
    セル7セル8セル9
    • <Table>で、テーブルを定義します。Border属性で枠線の太さを指定します。0に指定すると枠線は、表示されません。数字を大きくすればより立体的な枠になります。
    • <Tr>で、表の横一行分になります。
    • <Td>を<Tr>〜</Tr>の間に一つ挿入することで、一つのセル枠ができます。三つ入れれば、横三枠になります。

  • 表で主に使うタグと属性を紹介します
  • 説明タグ・属性こう書くとこうなる
    横のセルを結合します。属性値で結合の数を指定します。<Td>
    属性
    ColSpan
    <Table Border="1">
    <Tr>
     <Td ColSpan="2">セル1</Td>
    </Tr>
    <Tr>
     <Td>セル2</Td><Td>セル3</Td>
    </Tr>
    </Table>
    セル1
    セル2セル3
    縦のセルを結合します。属性値で結合の数を指定します。<Td>
    属性
    RowSpan
    <Table Border="1">
    <Tr>
     <Td RowSpan="2">セル1</Td>
     <Td>セル2</Td>
    </Tr>
    <Tr>
     <Td>セル3</Td>
    </Tr>
    </Table>
    セル1セル2
    セル3
    見出しにします。<Td>と同じ使い方です。<Th><Table Border="1">
    <Tr>
     <Th>セル1</Th><Th>セル2</Th>
    </Tr>
    <Tr>
     <Td>セル3</Td><Td>セル4</Td>
    </Tr>
    </Table>
    セル1セル2
    セル3セル4
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<Body>タグの属性でページの全体設定をします。属性は以下の通りです。
説明属性例えばこう書く
背景の色を指定する(IEの場合、標準は白です)Bgcolor<Body Bgcolor="red">
背景の画像を指定するBackground<Body Background="img/sozaiz440.jpg">
基準の文字色を指定する(標準は黒です)Text<Body Text="red">

リンクの文字色の設定もできますが、それはスタイルシートを使ってしましょう。


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