◆第四章◆ホームページの公開
第三章までのホームページの基本が終えたところで、ホームページを公開するにあたって必要なことを紹介します。
■目次■
1:著作権について
2:ホームページ公開スペースを探す
3:ホームページスペースに公開する
4:一歩進んだテキストエディタを使う
★著作権とは★
著作権とは、著作者が著作物に対して持つ権利です。著作権で守られている著作物を、著作者に無断で第三者に公開することは「著作権法」で禁止されています。
Web上で言う著作物とは、著作権法で「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」と表記されています。文章、曲、歌詞、絵画、写真、データなどはすべて著作権の対象です。
サイトを利用するさいにも著作権についての何らかの説明があるはずですのでマナーは守りましょう。
著作権は、主張していなくても著作物を作成、創造した時点で自動的に発生します。
★ホームページの著作権表示★
著作権を英語で Copyright と呼びます。「Copyright(または Copyr. または(C))、発行年、著作権者を一体として記述」してあれば、特に形式は規定されていないのですが、慣例としてよく下記のように記述されています。
Copyright (C) 2004 あばれ牛 All rights reserved.
- 「Copyright」は著作権。
- 「(C)」は Copyright の略記号。
- 「2004」は初版発行の年、もしも最終更新の年が2005年なら「2004−2005」とまります。
- 「あばれ牛」の部分が著作者。
- 「All rights reserved.」は「すべての権利は(著作者が)持ってます。」という意味を示します。
しかし、日本の法律では、Copyright の記述の有無に関わらず、創作の時点で著作権が自動的に発生するため、Copyright の記述はしてもしなくてもいいのですが「著作権で守られていることを意志表示する」「初版と最終更新の表示をする」などの役にはたちます。
- ホームページを公開するためには、サーバーを用意しなければなりません。そこで、自分で用意することもできるのですが、
ここでは、無料レンタル又は、格安レンタル、ご自身の契約しているプロバイダのサービスを利用することをおすすめします。
- 無料レンタルでは、独自の用意した広告、カウンターや掲示板などのCGIを禁止、規制しているところがほとんどです。CGIとは、簡単に言うとサーバーに負担がかかって
しまうため、無料レンタルではリスクが大きいからあらかじめ用意されているCGIを使うか全くの禁止にしているところが多いようです。公開するホームページのURLもだいたいは、自分の思い通りのアドレスを
つけることはできません。
- 格安レンタルでは、基本的に上のような規制はありません。本格的にはじめようかなと思ったらこちらを選択することをおすすめします。
- 契約プロバイダのサービスでは、ほとんどの場合、無料か有料かによって上の二つの場合と同様になります。
- 「厳選リンク集」に掲載してます。
★ファイルを転送する★
- ホームページをホームページスペースに公開するには、サーバーにファイルを転送しなければなりません。サーバーにファイルを転送するには、通常 FTP(File Transfer Protocol)クライアント と呼ばれるツールを用います。フリーソフトでFFFTP あたりがオススメです。
ソフトのダウンロードは、FFFTP作者のホームページからどうぞ。使い方も詳しく載っています。
★ファイルを転送する注意点★
- 転送の前に、プロバイダやサーバーの指示書を読んでください。ファイルをすべて指定のフォルダ名の下に置かなくてはならないなど、いろいろな規則があります。
- ファイル名の大文字と小文字は、統一して下さい。
もうここまで来れば普通のテキストエディタじゃ物足りないですよね。と、言うよりいちいちタグを書くのが面倒になってきます。
そこで、HTML、スタイルシートの入力補助機能付きテキストエディタの登場です。テーブルのレイアウトやスタイルシートの適用も思いのままにできます。いくつか紹介しますが、機能的には差ほど変わりはありません。
使い初めは戸惑うかもしれませんが実際に使ってみて皆さんにそれぞれに合うものをお使いになるのが一番だと思います。全てフリーソフトです。
TTTEditor
- 今回は、こちらのテキストエディタを使ってこのサイトを作成しました。とても使いやすくまずは、ここから・・・といった感じです。
HeTeMuLuCreator
- 多彩な機能で使いやすいのですが、そのせいかファイルサイズが大きくMEなどを使っている方はうまく作動しないかもしれません。
StyleNote
ez−HTML