◆第六章◆使えるスタイルシート

ここではスタイルシートの全てを紹介するのではなく実際に使える一部分を紹介しようと思います。
また、スタイルシートとHTMLタグとの組み合わせで何通りものレイアウトが可能です。
基本を覚え入力補助機能付きテキストエディタを使えば簡単にスタイルシートが書けます。
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■目次■
1:スタイルシートとは?

2:スタイルシートの基本

3:文章を読みやすくさせるには

4:枠線を使って強調する

5:リンクの文字色設定


スタイルシートとは?

スタイルシートとは、HTML文書などに追加記述でレイアウトを定義するマークアップ言語です。 平たく言えばHTMLなどのタグ名に様々なレイアウト効果をまとめて付け加えることができます。また、言い換えれば、自分で好きなレイアウトタグが作れるというわけです。現在は、HTMLなどで文章を製作し、スタイルシートでレイアウトする という流れになってます。しかし、古いブラウザ(IE3、NN4.7)ではスタイルシートをサポートしきれていないため全てのレイアウトをスタイルシートで記述してしまうと 殺風景なサイトになってしまいます。また、最新のブラウザ(NN7.1など)でしか対応していないスタイルシートの宣言も多々あるので困ったものです。

賢いスタイルシート活用

一度ホームページを完成させます。そこでスタイルシートを使いより見やすいホームページにします。そうすることによりスタイルシートが未対応のブラウザでも レイアウトが崩れて見にくくなることはないでしょう。IEをお使いの方はNN7.1をダウンロード(無料)して両方で見比べながらスタイルシートを記述していくと良いでしょう。

NN7.1ダウンロードサイトへ



スタイルシートの適用方法

スタイルシートの適用方法には、三通りあります。方法は、以下の通りです。

「どこに」「どういう効果」の書き方

例えば、
<STYLE TYPE="text/css">
<!−−
H1(どこに){color(何を):red(どうしたいか);}(どういう効果)
−−>
</STYLE>
と、記入すると本文中のH1タグに挟まれた文字列は色が赤になります
「どこに」のあとに中括弧 { } を付け、「どういう効果」は、その中に『何を』をまず書き、その後に : (コロン)をつけ、次に『どうしたいか』を書き、最後に ; (セミコロン)をつけます。 したいことがいくつかあるときは、順番に書いていくだけです。 記入時の大文字・小文字の区別はありません。HTML文書のように自分に見やすく書くことができます。ただし、全角スペースは記入しないようにしましょう。

専門用語で呼ぶと、「どこに」をセレクタと呼びます。「どんな効果」を宣言と呼びます。『何を』を属性と呼びます。『どうしたいか』をと呼びます。

タグ名を使わない記入方法

例えば、
<STYLE TYPE="text/css">
<!−−
.aka{color:red;}
−−>
</STYLE>
と記述して
<H1 Class="aka">あいうえお</H1>
と本文中に記述すると「あいうえお」がH1タグの効果を受けなおかつ赤文字になります。
この方法をクラス分けと言います。
.aka{color:red;}の.akaの部分は自分にわかりやすい名前を付けてください。ただし「.」(ドット)は必ずつけます。

よく使う記入例

例えば、
<STYLE TYPE="text/css">
<!−−
.aka{color:red;}
−−>
</STYLE>
と記入し<Div><Span>Classをつけて効果を適用させるやりかたをよく使います。 <Div>と<Span>は範囲指定のタグでそれ自体に意味はありません。スタイルシートalign属性で位置を指定したりするのに使います。
<Div><Span>の違いは以下の通りです。わかりやすいように背景の色を変える宣言にしてます。
タグこう書くとこうなる
<Div><HTML>
<HEAD>
<STYLE TYPE="text/css">
<!−−
.div{background−color:aqua;}
−−>
</STYLE>
</HEAD>
<BODY>
前後に改行が<Div Class="div">入り行全体に</Div>効果をもたらします。
</BODY>
</HTML>
前後に改行が
入り行全体に
効果をもたらします。
<Span><HTML>
<HEAD>
<STYLE TYPE="text/css">
<!−−
.span{background−color:aqua;}
−−>
</STYLE>
</HEAD>
<BODY>
タグで挟まれた<Span Class="span">部分だけに</Span>効果をもたらします。
</BODY>
</HTML>
タグで挟まれた部分だけに効果をもたらします。

注意すること

本題に入る前にサイズ指定に関して注意することを以下に述べます。 サイズ指定には、主に以下の単位があります。

文章を読みやすくさせるには


枠線や背景を使うことにより他の文章との差別化をします。<H1>タグなどとの組み合わせでタイトルに使うこともできますし、見出しに使うこともできます。

リンクの文字色設定は、以下の通りです。

a:link{color:色指定;text−decoration:none;}
a:visited{color:色指定;text−decoration:none;}
a:hover{color:色指定;text−decoration:underline;}
を<STYLE TYPE="text/css"><!−−−−></STYLE>間に記入するだけで本文中の<A>タグ全てに指定されます。
a:linkのように「:」で区切ったセレクタを定義済みクラスといいますが現在、 実際に使えるのはこの例ぐらいなので今は、深い意味は考えなくてもいいでしょう。

セレクタ(HTMLタグ)の説明 属性の説明 値の説明
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